なかで法律事務所 > 交通事故 > 交通事故の過失割合に納得いかない場合の交渉の進め方

交通事故の過失割合に納得いかない場合の交渉の進め方

交通事故後に加害者側の保険会社から提示された過失割合に対し、疑問や不満を抱える方は決して少なくないのが現状です。

交通事故の過失割合は、慰謝料を含む損害賠償額を決める際に大きな影響を及ぼします。

本記事では、交通事故の過失割合に納得いかない場合の交渉の進め方を解説します。

証拠を再確認する

交通事故の過失割合に納得いかないとき、まずは証拠を整理して再確認しましょう。

ドライブレコーダーの映像は、事故状況を客観的に示すもっとも強力な証拠となります。

映像以外にも、書面による証拠を入手しておくことが重要です。

たとえば、交通事故が人身事故として処理されている場合、検察庁に刑事確定記録の閲覧と謄写の申請が可能です。

事故を担当した警察署に管轄の検察庁を確認し、検察庁の窓口で申請を行います。

許可が下りれば、実況見分調書の写しを取得することができます。

警察が作成した実況見分調書は、事故状況を示す客観的な証拠として過失割合の交渉において活用できます。

他にも、周辺の防犯カメラや目撃者の証言をあわせて確認しましょう。

相手の保険会社へ具体的な根拠を提示する

保険会社との交渉では感情的な主張ではなく、客観的な根拠に基づいた主張が求められます。

過失割合の判断には、交通事故のパターンを数100種類に分類し、それぞれの過失割合の目安が図解とともに掲載されている別冊判例タイムズ38号という認定基準があります。

自身の事故と類似するケースの基準を調べ、証拠とあわせて保険会社に提示することで、交渉を具体的かつ説得力のある内容にすることが可能です。

弁護士に相談する

相手の保険会社が主張を変えず、交渉に行き詰まったときは弁護士への相談が有効です。

弁護士は、専門知識に基づく証拠の法的な評価から、正しい過失割合へ修正、保険会社との交渉の代行まで幅広くサポートすることができます。

自動車保険に弁護士費用特約が付帯されている場合、費用をほとんど負担せずに弁護士への依頼が可能です。

交渉を進める際の注意点

交通事故の過失割合に納得いかない場合、保険会社から示談書への署名と押印を求められても応じてはいけません。

原則として、示談が成立すると過失割合を後から変更することは極めて困難になります。

まとめ

本記事では、交通事故の過失割合に納得いかない場合の交渉の進め方について解説しました。

過失割合に納得いかないときは、まずはドライブレコーダーや目撃証言などで証拠を再確認し、客観的な根拠をもとに保険会社へ交渉することが大切です。

交通事故の過失割合に納得いかない場合は、速やかに弁護士に相談することをおすすめします。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

弁護士紹介

Lawyer

中出 威一郎先生の写真

中出 威一郎なかで いいちろう / 京都弁護士会

豊富な経験を活かし、最善の解決を目指します

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は、京都市中京区を中心に幅広い法律のご相談に対応しております。
お困りの際はおひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。
丁寧にお話をお伺いし、解決までサポートいたします。

経歴
  • 1977年 京都市左京区生まれ
  • 私立洛南高等学校附属中学校・私立洛南高等学校卒業
  • 京都大学法学部卒業
  • 立命館大学法科大学院法務研究科法曹養成専攻修了
  • 2009年 司法試験合格、司法修習(京都修習)
  • 2011年 京都弁護士会に弁護士登録
  • 国松法律事務所に入所
  • 2021年1月 なかで法律事務所 新規開設

事務所概要

Office Overview

名称 なかで法律事務所
代表者 中出 威一郎(なかで いいちろう)
所在地 〒604-0994 京都府京都市中京区竹屋町通寺町西入 石塚ビル2階
連絡先 TEL:075-252-2270
対応時間 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です)
定休日 土日祝(事前予約で休日も対応可能です)